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私たちのリノベーション計画の進め方をご説明したいと思います。

 

少々専門的な話しになってしまいますが、分かりやすく建築の構造について説明するところから始めましょう。

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建築の構造は、人の肩車のように一階の柱の上に二階の柱を載せて、上の階の重さを柱へ集め下の階の柱に伝えていくというものです。腕や頭などの重さを身体がまとめ、その重さを下の人の身体に頼って、やがては地面に伝えていく仕組みに似ています。
そう捉えてみますと、部屋の中ほどの壁や柱の無いような空間の上に、二階の壁や柱が載っているとなれば少しイメージを変えてみなければなりません。
そんな構造を再び人間で喩えてみると、二人の人が手を繋いだその腕の上に、人を乗せるようなものです。
それを建築では柱と柱の間を横に繋いだ梁という腕っぷしの太い梁の上に柱を載せているという作り方をしています。
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如何でしょうか?つまり間取りを変更をする為に、壁や柱の位置を変えようとする時は、肩車の下の人を取り払うこと、または二人組の片方のだった人を失うことが無いように気を付けなけて、希望の間取りを実現することが理想となります。

その為に私達のH₂O設計室はプランニングをするにあたって、まず大工も伴って調査をする事にしています。その調査が後々費用の変動を起こさない為にも大変必要になります。

予めどのようなリノベーション、間取り、設備の充実を希望されているかの情報を共有して、建物の調査を行い、その内容を盛り込んで提案することが様々な点において実現性の高さに直結します。

私達は調査等で状況を整理の上、計画案を作成しますのでファーストプランの提出については原則有料となっております。調査の裏付けもないファーストプランや見積もりを基にした設計監理契約は、建て主の方に対しても施工業者に対しても信用を失う事だと考えています。

長くなってしまいましたが、ご理解を戴けましたら幸いです。ご不安なこと質問などはどのような内容でも構いませんのでいつでもお気軽に問合せ下さい。

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